クレジットカード審査における総量規制の役割

総量規制は多重債務者増加を防止させるために施行された法律

a1640_000309

総量規制という言葉、クレジットカード審査や消費者金融のキャッシングなどに申し込んだことがある方であれば、一度は聞いた事があると思います。

そして、この総量規制ですが、総量を規制するという名称からも分かるように、クレジットカード審査や消費者金融のキャッシング審査で今後多重債務者の増加を防ぐための重要になるある事を規制する目的で施行された法律になっています。

もっとも、今でこそ多重債務者は少なくなってきているようですが、この総量規制が施行される前にはかなりの多重債務者がいましたので、この総量規制は多重債務者の減少という観点から見るとその効果を発揮しているものと思われます。

 

そこで、今回の記事では、この総量規制が一体どういったものなのか?総量規制とクレジットカード審査の関係は?などについて説明しますね。

 

スポンサーリンク


総量規制の意味とは?

この総量規制ですが、総量を規制する=顧客への貸付金額を規制するという意味になります。顧客への貸付金額に上限を付ける事で多重債務者の増加を防ぐ事を目的にしています。

ちなみに、この総量規制が施行される前までは、法律による顧客への貸付金額に上限は無く、貸付金額に関してはあくまでクレジットカード会社や消費者金融の裁量(審査)に委ねられていましたので、個人の方でも金融会社の裁量一つでかなりの借入を行う事が可能だったのです。

その影響で、どんどんと借入金額が膨らんでしまい、借りては返すの繰り返し=自転車操業状態=多重債務者の増加となっていました。ですので、金融庁は多重債務者の増加を抑制させるために、個人への貸付金額に上限を設ける=総量規制を施行させたのです。

 

総量規制の内容とは?

肝心の総量規制の内容についてですが、これは個人への貸付総額が年収の1/3までに制限されるというものです。例えば、年収が300万円の方の場合、年収の1/3=100万円になりますので、100万円までの貸付はOKですがそれ以上の貸付はNGという事になるんですね。

もっとも、年収の1/3以上もの債務を抱えてしまっていては、毎月の支払いだけでもかなりの金額になりますので、借りては返すの繰り返し=自転車操業=多重債務者になる可能性が極めて高いと言えますのでこの制限は妥当かと思われます。

そして、この総量規制の対象範囲になる貸付ですが、個人向けの貸付のみになります。ここで言う個人向けの貸付ですが、消費者金融のキャッシングはもちろん、銀行以外のカードローンやクレジットカードのキャッシングなどが挙げられます。

 

さらに、クレジットカードのキャッシング枠を持っている方は注意して欲しいのですが、キャッシング枠は利用していなくても付いているだけで利用限度額が総量規制の対象になります。例えば、キャッシング枠の利用限度額が20万円で実際の利用額が0円だとした場合、利用限度額の20万円が総量規制の対象になってしまうのです。

なお、個人向けの貸付であっても個人向け保証や個人が事業資金として借り入れるお金は総量規制の対象範囲には含まれていませんので注意が必要です。

 

総量規制の対象範囲に含まれていない貸付とは?

個人向けの貸付が対象になる総量規制なので、法人向けの貸し付けや法人向け保証は対象範囲に含まれていません。さらに、消費者金融やクレジットカード会社は貸金業法の制限を受けますが銀行は制限を受けませんので、銀行のカードローンは対象範囲には含まれていません。(銀行は銀行法)

また、住宅ローンや自動車ローンなど、1契約当たりの貸付金額が高額になる貸付やクレジットカードのショッピング枠についても総量規制の対象範囲には含まれていません。

 

スポンサーリンク






最短即日発行のクレジットカードはこれ



サブコンテンツ

このページの先頭へ